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村上春樹【風の歌を聴け】違和感なく非日常のイベントを滑り込ませる

村上春樹の全集を読みはじめました。できれば、今年の文芸書は、村上春樹を読み尽くしてみようと思っています。1人の人間がどこまで書けるのか。現存している著者のなかで、近さを感じられる村上春樹さんを選んでみました。  面白さは、第1巻の46ページ...
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2016年に読んでよかった3冊

今年もたくさんのよい本に出会うことができました。ざっと3冊を選ぶとしたら、こちら。 → どのようにして、弟子は一人前になっていくのか。 → 晩年のゲーテは、何を語ったのか。 → 答えを知ることは、考えることとは違う。 もとねすメモ)本ではな...
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難しい本を読む

20年前くらいでしょうか。「もう少しちゃんと身になる難しい本を読めよ」と、ある日、先輩に言われました。  怠けて読書をしているつもりはありませんでしたが、まるで自分が「ダメな読書」をしているみたいな言われようでした。  先輩の発言に対して反...
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古さはまったくなく、むしろみずみずしい【ゲーテとの対話】エッカーマン

ドイツの詩人・作家のヨハン・ペーター・エッカーマンJohann Peter Eckermann が、後半生を過ごすゲーテ Goethe との交流を書き留めた「ゲーテとの対話」に夢中です。  約200年前に、ゲーテがエッカーマンに向けられたメ...
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それはもう、紙の本か、電子書籍によるのかというよりも

マリ・キュリー(Marie Curie) 夫人は放射性物質を素手で扱う事が多かったために、彼女の手はラジウム火傷の痕だらけだった…のくだりを読んだときに、そこまでしてやるのか、とショックを受けました。手にしていたのは、最相葉月さんの「東工大...
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今年最初の3冊【プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21】清水亮

パーソナルコンピュータの持っていたもうひとつの側面である、自己表現のための道具という部分が切り落とされてしまったんですね。 (清水亮『プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21』)  新年に最初に読みきった本は、清水亮さんの「プログ...
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わたし働かないの…その先が気になって→【れんげ荘】群ようこ

品川駅構内にある「PAPER WALL エキュート品川店」で、ふと手にした一冊は、群ようこ「働かないの―れんげ荘物語 (ハルキ文庫)」でした。思わずレジで、お買い求めしようと思ったのですが、よく見てみるとこれは、「れんげ荘」の続編だったよう...
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やっと読めたU理論【マンガでやさしくわかるU理論】マンガ付きなら擬似的な正統的周辺参加?

銀座で待ち合わせをしたときに、ちょっと時間がありましたので、四丁目交差点?近くのブックファーストに寄りました。このブックファーストには、銀座通り商店街?を見下ろせるテーブルとハイチェアがあるので、座って読める便利なスポットなのです。  軽く...
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カラーも使えたら格好いい!!!【ノンデザイナーズ・デザインブック】Robin Williams

カラーが使えたら、格好いいな、と思います。  学生時代にポスターなどを依頼されたときに、プロの作品の一部をまねて仕上げると「うまいねぇ」と褒められたものです。プロの作品の何がそうさせているのかわからなかった私は、「ノンデザイナーズ・デザイン...
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2014年読書のススメ

スピードで大量の情報を入れ込むことよりも、あれこれ著者と対話しながら、ゆっくりと読む一年でした。読み終わりたくない本は、何日もかけて超スローで読んだり。  たとえば、糸井重里さんの「インターネット的」。私は、自分とその周りのことについて自分...