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【羊をめぐる冒険】村上春樹全作品 1979~1989〈2〉

さて、村上春樹の新刊「騎士団長殺し」も発売されてしばらく経ちますが、こつこつと全集を読み続けています。 継続できることは、わたしの唯一の良いところです。ブログも、早朝のランニングも続けながら、ついでに、今年は全集の読破を決めました。この村上...
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もっとはやく読んでおけばよかった【女の機嫌の直し方】黒川伊保子

もっとはやく読んでおけばよかった。女性とうまくやっていかなければ、プライベートも仕事も成り立たない。実は男性自身の力量よりも、女性たちといかにやっていけるかが、チームのパフォーマンスを決めるカギになると私は思っている。そして、女性たちとどう...
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【1973年のピンボール】村上春樹全作品 1979~1989〈1〉

図書館で借りる全集が好きです。ほどよくくたびれていて、私の知らない人たちが、読んでいる姿を想像してしまいます。どういう気持ちでこの全集をその人たちが手にしたのか。僕にはわかりませんが、僕にはそれなりの理由があるはずです。最初に全集を読んだの...
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村上春樹【風の歌を聴け】違和感なく非日常のイベントを滑り込ませる

村上春樹の全集を読みはじめました。できれば、今年の文芸書は、村上春樹を読み尽くしてみようと思っています。1人の人間がどこまで書けるのか。現存している著者のなかで、近さを感じられる村上春樹さんを選んでみました。 面白さは、第1巻の46ページに...
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2016年に読んでよかった3冊

今年もたくさんのよい本に出会うことができました。ざっと3冊を選ぶとしたら、こちら。→ どのようにして、弟子は一人前になっていくのか。→ 晩年のゲーテは、何を語ったのか。→ 答えを知ることは、考えることとは違う。もとねすメモ)本ではないと伝え...
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難しい本を読む

20年前くらいでしょうか。「もう少しちゃんと身になる難しい本を読めよ」と、ある日、先輩に言われました。 怠けて読書をしているつもりはありませんでしたが、まるで自分が「ダメな読書」をしているみたいな言われようでした。 先輩の発言に対して反射的...
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古さはまったくなく、むしろみずみずしい【ゲーテとの対話】エッカーマン

ドイツの詩人・作家のヨハン・ペーター・エッカーマンJohann Peter Eckermann が、後半生を過ごすゲーテ Goethe との交流を書き留めた「ゲーテとの対話」に夢中です。 約200年前に、ゲーテがエッカーマンに向けられたメッ...
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それはもう、紙の本か、電子書籍によるのかというよりも

マリ・キュリー(Marie Curie) 夫人は放射性物質を素手で扱う事が多かったために、彼女の手はラジウム火傷の痕だらけだった…のくだりを読んだときに、そこまでしてやるのか、とショックを受けました。手にしていたのは、最相葉月さんの「東工大...
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今年最初の3冊【プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21】清水亮

パーソナルコンピュータの持っていたもうひとつの側面である、自己表現のための道具という部分が切り落とされてしまったんですね。(清水亮『プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21』) 新年に最初に読みきった本は、清水亮さんの「プログラミ...
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わたし働かないの…その先が気になって→【れんげ荘】群ようこ

品川駅構内にある「PAPER WALL エキュート品川店」で、ふと手にした一冊は、群ようこ「働かないの―れんげ荘物語 (ハルキ文庫)」でした。思わずレジで、お買い求めしようと思ったのですが、よく見てみるとこれは、「れんげ荘」の続編だったよう...