10月になりましたので、もう、今年も3ヶ月で終わりですね。今年は村上春樹の全集を読み切ることが、目標の1つです。ページ数にすると結構な量になると思うのですが、楽しみながら継続できています。
だいぶ読み慣れてきたところで、わたしは村上春樹を読んでいると、コミュニケーションがなめらかになるような気がしています。自分の気持ちに近い言葉が選べるから、素直に語りやすくなっているのかも知れません。
もとねすメモ)短編のまとめ読みも、なかなか贅沢で、楽しいですね。
僕が芝生を刈っていたのは十八か十九のころだから、もうけっこう昔の話になる。そのころ僕にはおないどしの恋人がいたが、彼女はちょっとした事情があって、ずっと遠くの街に住んでいた。
人間存在を比較的純粋な動機に基くかなり馬鹿げた行為として捉えるなら、何が正しくて何が正しくないかなんてたいした問題ではなくなってくる。そしてそこから記憶が生まれ、小説が生まれる。
「午後の最後の芝生」
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