把握

いろいろなタイプ診断を試してみたところ、私はどうも、より、分析をすることを好む傾向があるようです。

日常で言えは、把握している。あれとこれが、こうなっているから、結果としてこうなった。原因と結果、できれば、時間軸としては、未来がより気になりますので、予測をしながら、いま必要な仕込みをする。その後はとくに介入することなく、予定通りに事が運ぶとうれしい。

一方で、その場で、自分の感情で動くことは苦手で、それを強要されるのは、もっとイヤ。

要は、冷静に把握をしていたいようです。

私は、ユング心理学は「失敗し、負けたときのための心理学」と書いたが、失敗や負けは「点」であり、「線」の一部に過ぎない。「点」がそこで打たれた原因を探るのではなく、そこで点が打たれたことが「線」においてどのような意味があるのかを自分なりに見出していくことがユング心理学の態度であり、目的論的なものの見方であるといえるだろう。

自分を再生させるためのユング心理学入門、山根久美子

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