いつだったか。料理家の栗原はるみさんの本を読んでいたら、「お母さんが作ってくれたいちばん好きな献立」は、大根を細切りにした味噌汁とのことでした。
ホーっ。
勝手に想像するに、ほどよく細く切りにされた大根が、しっかり出汁のきいた味噌汁に絡み合って、やさしい食感のイメージ。栗原はるみさんというだけで美味しいバイアスが上乗せされて、地味にも、ずっと美味しい味噌汁を思い浮かべてしまい、いまや憧れメニューです。
というわけで、いい大根が手に入って、ほどよく大根の細く切りができるようになったら、ちょっと作ってみたい味噌汁です。
そして、その世界観を他者に伝えるためには、アートやデザインなどの視覚表現が極めて強力なツールになるということです。
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