骨太のエッセイから、線を引きながら、構造的に理解をする日々

4月に入って、新聞の社説をメモアプリのGoodnotesに貼り付けて、線を引くようにしています。

もともと社説は、小論文を勉強していた学生時代に要約をしていた気がします。

社会人になって、社会問題も、目の前のことも、どのような立場で課題に挑むのか、社説はいい材料になります。

簡単なスキルとしては、話して伝えたり、文書で伝えたりする際には、「構造的な伝え」を意識した方がよい。これ話すよ、次はこれですよ、と構造という箱を説明しながら、中身のメッセージも伝えていく。こうなると、たとえ賛成できないメッセージでも、構造が箱なので、メッセージを入れ替えれば、合意に至れることもあるのです。

で、実は、社説はよく読むと、いやよく読まなくても、エッセイのように自由に書いていることに気が付きます。新聞社の方は、書く達人ですから、構造的に書けるはずなのですが、おそらく、構造的な書き方は退屈なので、好きにエッセイで書いているのだと察します。

この骨太のエッセイから、線を引きながら、構造的に理解をする日々が4月から始まっています。

無断欠勤の末解雇され、彼女は家賃を滞納してアパートを追い出され実家に戻っていった。そして何より、 傲慢 な言い方ではあるが、彼女は僕を失った。

恋愛中毒 (角川文庫), 山本 文緒

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