アウトラインプロセッサを使い始めて、もう何年になるだろう。意識せずとも、自分の手に馴染む道具との付き合いは、自然と長くなる。
FreeMind というアウトラインプロセッサで、私といっしょに課題の組み立てをした大学院生は、アウトラインで考えることが実習でのいちばんの衝撃だったという。
本当は、臨床での手応えを期待していたのだが、今思えば、思考を整理する手段としてアウトラインの使い方を知ってもらうことも、意義はあったのかも。
FreeMindで不自由はしていなかったのだが、最近はもっぱらDynalist ユーザーだ。
MacBookでも、iPhoneでも、常に瞬時に同期がされ、動作も安定しているし、見た目も操作性もシンプルで無駄がない。そしてわたしは、わたしが必要としている以上の機能を使いきれていない。そこもいい。
気がついたら、大きなリサーチクエスチョンも、病院や職場向けの文書も、講義や講演のコンテンツも、読んだ本も見た映画も「メモから文章に生成する段階」は、すべてDynalist に世話になっていた。
この勢いなら、Dynalistで、もう少し大きくて、おもしろいものが書けるかも知れないぞ。
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最初の楔さえ打ち込めれば、そこから情報の編集は立ち上がります。部屋の片付けやタスク管理に限らずとも、「情報」というものは何であれ、「分けられる」ことを待っています。
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