クスリには薬理学があるように、会話や人間関係のやりとりにも「コミュニケーション学」としての体系があるに違いない。
できれば、「コーチング」「ティーチング」「カウンセリング」の特徴を正規に位置付けてほしいし、「会議」「ダイアログ」「雑談」の違いだって、根拠をもって知りたい。
何より、コミュニケーション学を学べば、もう人間関係に悩む必要はないのだ。コミュニケーションにおけるそれぞれの場面、テーマ、そして手法が体系化されていれば、理論としてのコミュニケーションの限界がわかる。さすれば、あとは使い方の問題だ。コミュニケーションの技法がヘタなら、練習したらいい。
そう。コミュニケーション学で、私はコミュニケーションの手法それぞれの位置付けを、根拠付きで知りたいのだ。
そうすれば、理論と技法で、もう人間関係には悩まなくてすむ。はず。
と、意気込みながら、Amazonではそれらしきテキストがヒットせず、いざ書店へ。
こういうときは、東京駅の丸善だ。3Fの幅広い教養書と専門書を扱っている書店員さん聞く。
「コミュニケーション学のテキストはないんですよ。学問としてなら、たとえば認知心理学ですが、たぶんご希望の内容ではありません。ふだん私たちが使うコミュニケーションについてなら、ビジネス書をお探し下さい」
ちょっと自分が気落ちするような返答でしたが、落ち着いて考えれば、この書店員さんがおっしゃることは正しいと直感しました。
おお、コミュニケーション学よ。どこに行けば会えるのか。会えないのか。
もとねすメモ) もう少し、探してみましょう。
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