いつもとは違うパターンも歓迎してみる

fresh vegetable

 出張先が同じときには、交通から宿泊までの手配をしてくれる友人に、いつもお願いをしている。旅先のお楽しみも万全の準備をしてくれて、プライベートの旅行代理店のようによくやってくれる。

 費用は決して高くなく、むしろふつうに自分で手配するよりも、たいていは割安だ。

 気兼ねなくすごしたい私は、一人旅が好きだ。その友人も、うすうすそのことには気づいているようで、自由時間も設定してくれる。まさに、至れり尽くせり。

 どうやって旅行の手配をしているのかと聞いてみると「とにかく早く動くこと」に尽きるそうだ。たしかに、飛行機も列車も、宿泊も、はやいほどに安価で、好みの選択ができる。

 この友人のおかげで、私は、「とにかく早く手配すること」が身についてきた。早く手配ができない旅行なら、日程を先延ばしにしてでも、好機を狙うこともある。

 しかし、そうも言っていられないときもある。今朝は「明日から、軽井沢だよ」と、彼女にいわれた。

 うっ。

 たしかに明日の仕事が何時に終えるかは伝えたが、日曜日までの予定を一瞬で決められてしまい動揺する。こういうときは、それもいいと思うようにしていて、そのうちに、それはそれでいいと本気で思うようになっていく。

 自分のパターンを作ることも大切だけれども、たまには、違うパターンを受け止めてみる。自分のパターンにはない経験に出会えたりするから。カチコチに完璧に仕上げたパターンは、むしろ脆くて、余計なパターンを受け止められるくらいが、結局は行きたい場所に辿り着けるような気がして。

 というわけで、明日から、急遽、軽井沢に行って参ります。

もとねすメモ) 9月になって、めっきりすずしい。山の方はさらにすずしいんだろうな。

集中してから練習を始めるのと違って、始めながら集中するねん。集中は結果的なもんやから、最初から求めたらアカン
(伊藤丈恭『緊張をとる』)

(Visited 67 times, 1 visits today)

コメント

タイトルとURLをコピーしました