iPhoneのアプリに、”methodology – creative inspiration flashcards”という格言アプリがあります。英語アプリなので、助けがないと、何ら役にたちません。
たとえば、今日の格言は、”Go for broke”でした。どういう意味でしょう?
Go for 「~に行く」+broke「壊れた」。これでは、意味がわかりませんね。でも、これが英語です。
3年くらい前に、「どうしてそんなに英語にこだわるのですか?」と友人に聞かれたときに、私はうまく返答ができませんでした。中学、高校とあれだけ時間をかけたのに、役立っていないのは、おかしい。病院薬剤師に、英語、IT、金融知識があれば、申し分ないのでしょうが、仕事上の理由ではなさそう。
たとえば、「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義」を洋書で注文すると2,000円、日本語版なら1,500円、電子版のKindleで買うと1,000円。たしかに英語が読めて電子書籍のよめるデバイスがあれば、経済的には「お得」ですが、私にとってはそれも主たる理由でもなさそうです。どれも地味なバックグラウンド。
手がかりは、私の「未来ノート」?。
40歳の欄には、「象牙海岸で洋書を片手にビールを飲む」と書いてある。
内田樹さんは、英語教育についてブログでこう語っています。
英語力が低下していると聴いた政治家や教育評論家や役人は「英語ができる人間への報酬をさらに増額し、英語ができない人間へのペナルティをさらに過酷なものにしよう」という「carrot and stick」戦略の強化しか思いつかなかった。
しかし、学びのキースイッチは、謎である。報酬や役職ではない。
同じく内田さんは「街場の教育論」でも、こう語っています。
目の前に外国語のテクストがある。辞書を引けば、ひとつひとつの単語の意味はわかる。でも、その単語を並べてみても、文の意味はまるでわからない。そのまま本と閉じて、翌日開いてみても、依然として理解できない。次の日開いても、やっぱりわからない。じっと睨んでいるうちに、「あ、そうか」と気がつく。自分が変わらなければ何も変わらないのだ、と。
自分が変わらなければ何も変わらないと、Go for brokeすら、訳せない。
洋書は「自分が変わりつづけるための、環境なのかも知れません。
気づき)
・ちなみに、Go for brokeは、「当たって砕けろ」
・ちなみに、Go for it は、「思い切ってやってごらん」(ドリカムですな)
・場の空気は簡単にかえられません。自分が変わるチャンスとして、洋書とつきあうってどうでしょう?
これから)職員面接1名、オーダリングマスタ修正、MR面会日、職場会議、全職員集会。今年やりきっておきたいことを見直しておく。はやく猛暑終わらないですかね?、長袖が着たいです。
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