「質問=問いかけ」の内容はその答えの範囲を限定する思考上の枠のようなものだと言えます。ですから、「質問=問いかけ」はオープンエンドなものではないのです。なんとなく問いかけると無数の答えが返ってくるというわけではありません。問いかけ自体が世界を切りとるのです。理論語には世界を切りとる作用があります。
診療技術部の部長になって3ヶ月。経営責任の多くは人事の問題。自分が経験したことのない分野に対して合議をとるということの困難を乗り越えるには・・・
ゴールイメージは、立場は違えどもスマートにイシューに向き合うこと。
そして、そのためにわかった必要なことは、
1.アプリオリ(非経験的)であることが前提であるから、
2.主張の背景にある論拠を確認できる
3.よい質問をすること
<< 論証のイメージ図 >>
(A) | (B) |
主張 | 根拠 |
(論拠) |
もしもその対話が(A)の主張の言い合いなら、いつまでたっても解決しない。主張の根拠に一見みえるものでも、実は主張の直接理由とはならないニセの根拠が実はたくさんある。よって、主張の背景にある本当の理由(論拠)を(B)で確認する必要がある。この(A)と(B)を両方合わせて、論証という。
この訓練をしたら、もっと世の中がよくなりそうな気がします。
これから)「ゲーテは70歳にして恋をした」のだから、何事においても遅いことは、ありませんね。本書を紹介してくれたのは、リハビリ室の課長。こんなところでもチーム医療。ありがとうございます。
- 作者: 福澤一吉
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2005/01
- メディア: 新書
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