週末の日本病院薬剤師会第40回関東ブロック学術大会(長い)のポスター準備をしていたら、「これ、見難いです」とあっさりと職員から一言。大学の研究畑で過ごしてきた彼からすると、「目的がはっきりしない」「展開に一貫性がない」「数値も間違っている」、よって、落第なポスターだったらしい。ご指摘を有り難く受け取り、理科大の社会人講座でもらったテキストを血眼で読み直しながら、大改訂作業。
職場の狭い壁に再度ポスター(案)を貼りなおし、一息つくと、別の職員が「どうして薬局長は、あまり職員を叱らないのですか?」と不満そうにメッセージ。
?
ポスター大改訂で一段落し、ぼーっとしていたので、返答に窮していたのが甘かった。主任から「叱る人とフォローする人がいないといけないからよ。叱るのは主任の仕事、全体をまとめるのは薬局長の仕事」と差し入れをしてくれました。ありがと。
「えーっ、そっかー」と質問をした本人はその場を去ったので、また一息。
しかし、、、
・キャラとして、私は叱り系ではないことは確かだ
・叱れない薬局長で、本当にいいのか?
・でも、叱る理由がない。
叱る理由がない。「寝たいなら、勝手に寝ろ」なのです。冷たい。本当に私は冷たい。育つ人は育つし、育ちたい人も育つ。すると残りは・・・育ちたくない人?。だとしたら、それは注意しても育たないと思います。ただし、他人に迷惑をかける、なら注意が必要です。遅刻は契約違反ですし、別の職員がいやな思いをしたり、危害を被るような場合は、注意です。禁止です。
命令語と禁止語は使わないで、職員と関わりたい。
本屋をパトロールしていたら、いい1冊を見つけました。
子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)
- 作者: 菅原裕子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
- 購入: 19人 クリック: 185回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
職員は、親子愛の対象ではないことは承知しています。
コーチングならどう関わるのか?、いい一冊と巡り合えました。
1.子どもはできることを知っている
2.子ども自身がもっとよくなりたいと思っていることを知っている
3.子どもが望んでいることが起きるまで待ち、必要なサポートは何でもしようとする柔軟性がある
気づき)
・一人で考え、一人で行動できる職員になってほしい(私は注意しないよ)
・余計なヘルプは、今度もしない。
・怒りは自動スイッチなので、切る方法を自覚しておく
これから)
病院に行ってから、情報室会議に。午後は薬害根絶デーで厚労省、弁護士会館。
コメント