国語辞典なら昔も今もやはり【広辞苑】?

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 言葉を選ぶには意味を知る必要があるので、辞書の選択は重要です。

 私の祖母は、テレビ台の下に、大きな広辞苑を置いていました。小学生の私は、意味を調べるのに重たい広辞苑をちゃぶ台の上において、手めくりで意味を調べたものです。
 広辞苑は、調べたい言葉にたどり着くまでがたいへん。なにせ、語彙数が多いのです。調べたい言葉に行き着く前に寄り道をしたり、やっとそのページにたどり着けても、漢字がいろいろあったり。

 それから、30年以上が経ちました。iPhoneを持つようになった私は、いまも広辞苑を引いています。なぜなら、知りたいことにスマートにたどり着けるから。

 iPhoneのアプリの機能としては、大辞林が便利なのですが、正しい言葉遣いは、やはり広辞苑です。たとえば、「ぶこつ」の漢字を調べたいときに、大辞林は、「ぶこつ【武骨・無骨】」と併記されていますが、広辞苑には、「ぶこつ【無骨】(「こちなし(無骨)」の音読)」とあり、「(「武骨」とも書く)ごつごつしていて、洗練されていないこと。」と両者の違いが明記されています。

 言葉の使い分けをちゃんと知りたいなら、ふだん使う辞書は、重要ですよね。

もとねすメモ) 広辞苑のアプリも、大辞林くらい使いやすければいいのですが…

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