新年のあいさつに「私も走りはじめました」と、うれしいメッセージを先輩からいただいた。走るとはもちろんジョギング、ランニング。昨年、私にとっても自信になったことは、10kmのシーサイドマラソンで完走したこと。
鍋倉賢治先生の「楽しく走ってステップアップ講座」より
その一:すでに勝者
その二:「速く」よりも「長く」
その三:「毎日」よりも「1日おき」
その四:先んずればマラソンを制す
その五:好きこそものの上手なれ
その六:ライバルをつくれ
その七:無理をしろ!無理するな!
その八:日々の成長に満足
その十:________(皆さんがそれぞれ考えてみてください。)
そうか。昨年は、毎朝1時間かけて10km走っていたのだが、疲れがたまる感じがつづいていた。今年は1日おきにしよう!と方針を変更する。そして、今年は少くともハーフマラソンを完走しておきたい。
走ること。学ぶこと。
昨年ベストセラーとして復活した、この「思考の整理学」にメタノートが紹介されている。
1.日々の着想は全てメモや手帳に書き付ける
2.それらを時間を置いて見返す(第一次発酵)
3.見返してまだ「おもしろい」と思える着想はノートに書き写す(1つの着想に1ページ)
4.ノートに書き写す中で、拡がったアイデアは書き加えていく
5.ざらに時間を置いて、ノートを見返す(第二次発酵)
6.見返し時にまだ「おもしろい」と思えるものは、さらに別のノートに書き写す(1つの着想に見開き2ページ)
自分の気づきを発酵させて、発酵させて、次の行動へ移す。自分から自分へを2回くり返す。時間をおきながら。ジョギングも、学びも記録をつけながら進みたい。
記録とは、いわばカウントの世界。
どんなにいいアイディアも、いい物語もMeasurable:測定できるような数字)がないと、学会でも論文でも共有されにくい。そして、医療の世界は”count, volume”のスケールと、”Quality, value”のスケールが交錯する。患者さんが主体。シナリオベースの学習、症例ベースの報告も健在だ。どちらも在るから、面白い。
あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
みなさまの1年が、ダイナミックレンジの大きな感動的な年になりますように。
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