iPhone, iPad, MacBookと半年間で、PC周りはすべてAppleに総入れ替えをしました。それぞれに味があります。なかでもいちばん私の生活を変えたのは、iPhoneでした(最新のヨン様ではありません)。iPhoneを2009年9月にiPhoneを手にしたおかげで、すべての情報を片手で操作できるようになりました。雨が降っているときも、通勤中も、会議中でも、片手ですべてできてしまうようになったことは、生活の転換でした。
iPhone = 片手
もちろん、MacBookには、すべてのデータがはいっているし、使い慣れた辞書や、フルサイズのキーボードがありますので、これを使うのが最速で、ストレスがありません。しかし、いくらノートが長時間軽量となったとはいえ、つねに持ち歩くわけにはいきません。ましてや、iPadとのおつきあいはこれからです。
iPhoneが教えてくれたことは、作業を「細かく」バラすことです。大きな仕事も、1つづつの小さなまとまりならできてしまうように、iPhoneなら細切れ時間で作業が進行します。
例1)1秒でメモをする
Get Things Doneという方法が、すでに定着してきています。これをどんなシステムでやるか、いろいろな方法があります。私は、単純にiPhoneでEvernoteに放り込んでいるだけです。たぶん1日に70件くらい「やることメモ」や「気づきメモ」が入っています。これは、ノートや手帳でもいいのですが、ペーパーの場合、そのあとの優先順位やcontext(職場でやる?自宅でやる?)の移し替えが難しい。iPhoneなら、寝室でも片手で「ああ、そうだ」とメモをとばして、翌朝振り分けをして最速で終了できます。
例2)1分で洋書を読む
30分かけて洋書を読む時間を作るとなると休日ならOKですが、平日は困難な方が多いと思います。しかし、1分の隙間を30回なら可能なのではないでしょうか?iPhoneなら、Kindleアプリでamazonから洋書を購入するだけです。エレベータでも、トイレでも、1クリックして1ページを1分で読み切る。実際にペーパーバックを持ち歩くとなると「読むぞ!」というときにしか、洋書は読めません。そもそも本を持つという行動を選択がハードルになります。iPhoneはすでに、ポケットにあるもの。あ、と思ったときにワンクリックで読めるのです。
例3)1時間で○○をする
もしも、1時間iPhoneをさわる時間があったら、何をするでしょう?。iPhoneを1時間連続で触る人はいないと思います。ネットサーフィン?(PCの方が快適です)か、プログラム開発をしている人でしょうか。
つまり、iPhoneは、1秒、1分の道具なのです。そして、そのアクションは入力をすれば記録に残るし、スケジュールを書けば自分行動が変わり、読書をすれば自分が変わる道具なのです。
1秒、1分というと「指輪物語」のビルボでいう、少なすぎるバターを大きすぎるパンにのばしたような味気なさ、を感じるかもしれません。「パンを減らしてバターを味わうこと。」これは無限に時間があるわけでも、無限に生きられるわけでもない私たちの唯一の生きる道です。しかしそれでも毎日少しずつ、長い時間をかければ、驚くほど遠くまで行けるのも真実です。
気づき)
・1秒、1分から、未来を変えていく
・そして、ゆったりと全体を俯瞰する
・さらに肝心なことは、最初にやるのか?やらないのか?、「分けること」かな。それは、また次回。
これから)実務実習準備会議、法人技術部、定年退職予定の先輩と会う
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