やっと読めたU理論【マンガでやさしくわかるU理論】マンガ付きなら擬似的な正統的周辺参加?

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 銀座で待ち合わせをしたときに、ちょっと時間がありましたので、四丁目交差点?近くのブックファーストに寄りました。このブックファーストには、銀座通り商店街?を見下ろせるテーブルとハイチェアがあるので、座って読める便利なスポットなのです。

 軽く何かを読みたいなと思ったので、「マンガでやさしくわかるU理論」を手に。勉強するなら、できるだけ原著、無理なら日本語版を読んだ方がよいと思っていたので、文章が漫画になったマンガ版ものは、避けていました。

 以前に、お坊さんをやりながら経済学部を卒業した友人から、U理論を紹介されてC・オットー・シャーマーの日本語版の「U理論」も買ったのですが、本棚にしまったままでした。せめて概要だけでもつかもうとマンガ版を選んだのです。すると、ほんの15分くらいで、すーっと読み込めてしまって、わかった気分に。

 あれ?、マンガでもいいじゃん。

 困難な環境にいる主人公が、手助けをしてくれる人から理論を教えてもらいながら、困難をクリアするというストーリー仕立てになっています。ストーリーの設定は、ふつうの原著にはなくて、あっても事例です。設定されたストーリーには、登場人物が感情を持ったキャラクターとして登場しますから、読む人は共感しながら、困難な環境を理論でどうクリアするのかを擬似的に正統的周辺参加することになります。

 これは、文章の理論にマンガを追加するのは、1つの編集モデルなのでしょうね。

もとねすメモ)すごいな、日本のマンガ文化も。

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