今年最初の3冊【プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21】清水亮

梭子魚

パーソナルコンピュータの持っていたもうひとつの側面である、自己表現のための道具という部分が切り落とされてしまったんですね。
(清水亮『プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21』)

 新年に最初に読みきった本は、清水亮さんの「プログラミングバカ一代」です。ものすごい方がいるんだなぁと、3冊をまとめ読みしてしまいました。BASICで遊び、MS-DOSで学んだ私は、以前のような爽快さをPCに感じなくなっていました。
 理由は、自分がプログラミングをしなくなったからかも知れません。そこで、プログラミングを学ぼうと思ったら、以前のBASICとくらべて、手の届きにくいところにある。自分の努力不足のせいでもあるのでしょうが、コンピュータを設計する側にも理由があったようです。

 本書では、「パーソナルコンピュータの持っていたもうひとつの側面である、自己表現のための道具という部分が切り落とされてしまったんですね」と言う場面で、アラン・ケイが頷きます。

 これは、優秀なアプリが作業を補佐してくれることや、Appleの製品は触っているだけで心地良い、ということとは、別の問題です。

 「最速の仕事術はプログラマーが知っている」
でプログラマーの仕事術を真似るにも、「文系でも知っておきたいプログラミングとプログラマーのこと」
でプログラミングの勉強をはじめるにも、まずは「プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21」
を読んで熱意をいただくとよいと思います。

もとねすメモ)何が問題なのか、薄らぼんやりわかったのです。





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