2024年3月に、リコーから、ワンタッチで柔らかい表現に切り替えできる「RICOH GR III HDF」「RICOH GR IIIx HDF」が発売になりました。家電量販店で、実物をさわってみようと楽しみにしていますが、なかなか展示されません。
おそらく、私には、HDF機能の優先度は高くなく、しばらく価格も高値がつづくと思いますので、最新のGRを購入することはないと思います。
手元の 「GR Digital Ⅱ」は2015年発売ですから、もう10年くらいの現役ですが、SDカードが経年劣化が使えなくなり、新しく32GBのSDカードを買い替えましたが、どうもこのSDカードをカメラ側が認識してくれません。
というところで、「GR Digital Ⅱ」は使えずに、そのままになっていました。
でも、いつまでも、新しいGRを待っていたら人生が終わってしまいますので、あらためて、「GR Digital Ⅱ」のオンラインマニュアルを読み直して、確認をするとSDカードは、どうも8GBまでなら認識できるようなのです。
さっそく発注して、差し込んでみたら、ちゃんとGRは動き出してくれました。ちょっと感動。
もちろん手ぶれ補正なんか付いていませんし、現行GR IIIより相当劣りますが、そのおだやかなスペックは、尖った最新よりも、わたしのいまの風景と相性がよい気がするのです。
「絶対、幸せにするから」ぬるい風が吹き込んで、人工の葡萄の香りが部屋に満ちていく。わたしもなんだかむせそうになった。葡萄としかいいようのない、でも葡萄ではないまがいものの匂い。愛情もそうなのかもしれない。
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