カテゴリー本屋

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 「1ヶ月にどのくらい書籍代に使っている?」と質問をされたので「こずかいの半分」と答えた。金額にして数万円。実際に、私はそのくらい本を買っている。10年前にコーチに同じ質問をされたときには「図書館で借りている」と答えていた。「本は買わなきゃだめだ」といわれた。

 自分の読書スタートのきっかけは明確。薬剤師の国家試験を前に、誰も友達がいなくなったときだった。もちろん本当は友達はいた。ただ、全員が国試一直線という奇妙な環境に、じりじり枯渇していた。図書館にこもり、伸びをして、壁を見つめると、当然本が並んでいる。こうして、私は全集を読み始めた。読書が別世界の友達になった。

 20代は物語で過ごした。真摯さも、恋も、物語は語っていた。20代が終わるころ、当時の薬局長が、米国から一時帰国した麻酔科医を紹介してくれた。彼は、ある分野の本を紹介してくれた。その分野にはまった。ある経営者の家に泊めてもらったときには、居間の壁一面に読んだことのない分野の本が、塔のようにいくつもつみあがっていて、たまげた。自分の勉強の足りなさも思い知った。

 電車通勤1時間以上の生活がつづいたので、本を読む機会を失わずに30代を迎えた。いつしか本屋は、私の1つのカテゴリーに。

1.月曜日のパトロール

 毎週月曜日は、本屋パトロール。ブックファーストを分野にこだわらず、一周。全部の分野をすーっと見渡す。LUMINEカードなら、5%引きで購入できる。

2.地元、出張先、学会の本屋

 図書券は、すべて自宅近くの「りんご堂」で使う。せまい店舗に、どうしてこの本を在庫なのか?。いつも不思議。出張先、学会先でも本屋をのぞく。

3.東京駅の本屋

 コンパクトで選択のいい八重洲ブックセンター、すべて揃う丸善本店、カラフルで楽しい丸ビルの青山ブックセンター。東京駅の周りを一周すると、たいていの課題は解決される。

これから)というわけで、お楽しみは日々。

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