一元論って、モニズムっていうのですね。二元論は、dualismデュアリズムか。ふーん、ですね。
この世の終わりのように、駆け込んでくるスタッフたち。私はその都度、真剣に「驚き」で受け止めるしかない。なにしろ本人たちにとっては、めいいっぱい、精いっぱいだからです。
人は自分の世界でいっばい。これは、一元論。宗教、政治、所属する団体や会社。だから、かんたんに一元論になってしまう。わたしだって。だから、いまも戦争は繰り返されているのかも知れませんねい。唯一の自分の世界だけ、だから。
意識をしないと、別の世界は立ち現れない。そう、構造的に見ようと意識をしてみるということ。主体と環境、意識と無意識のように。
「人間であればこうだろう」ということは、非常に簡単なようで、ある意味わかりにくい。
対話をしながら、「また、いつでもどうぞ」という関係の構築が、私たちを動かすのかも。
二十一世紀こそは、一元論の世界にはならないでほしいのです。男がいれば女もいる、でいいわけです。
バカの壁(新潮新書), 養老孟司, 2003
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