パラグラフ・ライティングのように論理を伝えるときには、まずアウトライナーで書いてみよう

パラグラフ・ライティングのように論理を伝えるときには、アウトライナーを使うのがよいかも知れません。論理的に伝えることの目的は、一度読んだだけで、間違いなく、読んでくれた人に理解してもらうことです。よって、文書の目的により、その構造が理解しやすいパターン(型)で書かれている必要があります。

アウトライナーを使うときには、最初に、必要な骨組みを構想します。まずは、この文書が果たす役割を書き出します(目標規定文)。この目標規定を達成するために、文章を書くことを最優先します。

次に、論点の展開をイメージしながら、大きな項目を作っていきます。ここが、いちばん大切な作業です。たとえば、現状と問題を書き出しながら、さらに大きな問題に気がつくことができるのことも、たびたびあります。これは、アウトライナーの利点です。

大きな項目で論点の展開を作成しながらも、必ず書いておきたい小さな項目も書き出します。小さな項目を書くことで、大きな項目も研ぎ澄まされていきます。

大きな項目としてのパラグラフ、そして、そのパラグフの中身を何度も書き直しながら、全体も、細部も、よみやすさの流れで、仕上げていきます。

これに慣れると、アウトライナーで書いた文は、論理

的に仕上がっていますので、Wordで体裁を整えて文書として配布もできますし、PowerPointで迷いなくプレゼンをすることもできます。

アウトライナーは、たくさんの種類があるようですので、好きなアプリを使えばよいと思います。私は、文書ごとにフォルダ管理ができるDynalistを使っています。

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