脳の一部が変性していると知らされたのは数年前。念のため、年に2回のMRIを撮っている。今ではいつもの検査になったが、あの狭い空間で聞く轟音には、まったく慣れない。
磁場が発生しているから、ヘッドホンはノイズキャンセリングもできないし、音楽を流すしかないのだろう。
轟音を防ぐ?。轟音に、音楽をプラスさせて?。いや、患者さんをリラックスさせるためのせめてもの音楽流しなのかも。
ひとつひとつ消えてゆく雨の中…。あっ、森高千里の雨だ。うーん、懐かしい。久しぶりに聴くとほんとにいい曲だ。
MRI部屋は堅固な個室だし、久しぶりに大声で歌いたい。しかし、頭の画像を撮影しているから、頭は動かせない。
そのまま、心のなかで歌詞とリズムをなぞりながら歌う。会話と違って、曲にはメロディとリズムがあり、さらに歌詞があるから、より感情が共鳴してしまう。
さらに、選曲は「人影も見えない午前0時…」と徳永英明のレニーブルーへ。
当時、カラオケでもよく歌ったなぁ。大声で歌わせてほしい。
選曲はうれしいが、歌っちゃだめ。この技師さん、わかってるなぁ。
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さまざまな考え方に柔軟に接する中で、軸を保ちながら自分の意見や価値観を変容させていくことができるのが、教養であると考えます
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