薬剤部に在籍していたある時期。毎週のように、自分の病院で研究ができそうなテーマを、あれこれシェアしていた。
たくさんのネタから、学会発表もしたし、論文として投稿もしたし、患者会からの連載の依頼も。
それは、結構なボリュームのポートフォリオになって、いま眺めてみても、たいへん面白い。
限られた環境でも、探してみればいろいろな課題はあるもの。患者さんにとっても有益な活動だったし、何より私自身が楽しんでいた。
いったん薬剤部を離れ、医師部に異動になり、あれこれ揉まれながら、さらに広いテーマを扱える立場になった。
とはいえ、ふだんは面倒な医師の対応で、精いっぱいである。
しかし、ここで、1%でもよいから、研究をするような視点で、課題を捉えてみたい。
いわゆる数量で見えたり、大きな建前で見える世界を事実として正確に捉えつつ、もう一つ筋書きを仮に立ててみることだ。
療養期間は、終了いたしました。ご迷惑、ご心配をおかけいたしました。たくさんの励ましのメッセージをありがとうございます。
ブッダが教える愉快な生き方 NHK出版 学びのきほん 藤田一照
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蝶になったあとの世界を青虫の段階の人にいくら言って聞かせても、理解できないでしょうし、むしろ惑わせるだけです。それなら、ただ「お前は必ず蝶になれるよ」と励ますだけのほうが本当の親切というものです。青虫はもともと、蝶になるようにデザインされているのですから。青虫と蝶はまったく生活形態が違いますが、 DNAとしては連続しているのです。
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