素朴ながらも本気な【グランドサーキット】ディズニーランド

grand Circuit

 ディズニーランドのアトラクション「グランドサーキット」が、今月で終了とのこと。1983年4月の開業時は小学生で、何度かディズニーランドには行っているはずなのですが、グランドサーキットに乗った記憶がありません。

 せっかくなので乗ってみると、車高が低い乗り位置で本物のエンジンで駆動するカートは、迫力満点。
 小雨が降るなか、ぐるーっとコースを周回して、ゴール。

 迎えてくれたキャストのお姉さんに「もう、終わっちゃうんですね。」と声をかけると、私のカートを移動させながら「ええ。」と小声でひとこと。ぼとりと涙が落ちて、わたしもつい、もらい泣きをしてしまいました。

 ディズニーランドは、非正規雇用の職員が多いながらも、誇りをもって働ける職場と言われています。何万人ものゲストに文句もいわせずに、安全に楽しませる組織づくりは、本当にたいへんでしょう。現場でのチームワークづくりは、どれだけ大変だったか。

 涙目になるくらいの仕事だったのだから、このキャストはいい働きをされたに違いない。
 小雨のふるなから、成人式の日に乗ったアトラクションは、グランドサーキットがいちばんでしたよ。

もとねすメモ)スタージェットも、イッツ・ア・スモールワールドも、終了のようですが、本当かな。

「疑問」は感じるもの、思うものです。それに対して、〈問い〉は立てるものです。感じた疑問はそのままにしておくことができます。ところが、問いを立てるということは、答える行為を前提にしています。

(苅谷剛彦『知的複眼思考法』)

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