経営トップの先輩にお招きいただき、軽井沢の別荘におじゃまさせていただきました。
週末の土日は空いているか?のショートメールに、すぐにOKの返事をしたのは、多少の用事をキャンセルしてでもできるだけ先輩との時間は優先しようと決めていたからです。お誘いはいつも急。
どこに何しに行くのかもわからないまま待ち合わせの駅から、高速で2時間。都内から軽井沢までのほどよい距離感は、学生時代から変わらず。
車中では、日本語の成り立ちから、ノーベル賞、政治、経済、哲学、文学へと繰り広げられ、先輩の1000分の1も知らないことを思い知らされました。テーマに一貫性はなくとも、全体知として聞きているだけで、楽しい。それは、表層的な関連はなくとも、深層の主軸がつながっているからなのでしょうね。それは、目の前の仕事を表層的に片付けず、大きな原則から見極めれば、次の展開が見出だせる可能性のようにも感じました。
たった一つのアドバイスは、哲学、歴史、政治、経済の何でもいいから徹底的に勉強せよ。医療の論文のように、その分野には、欠かすことのできない古典テキストがあり、無駄な読書をしながらも、1,000冊くらい読んで、だんだんとその領域がつかめてくるのかも。
気がつくと、車窓の景色は田舎道に。
禅問答のように聞くことだけで精いっぱいで、どの道を通ってきたのかすら、わかりません。
ぜいたくな刺激をありがとうございます。
もとねすメモ)もったいないから、友人にも声をかけたかったのですか、今回のコンテンツは塾のように企画を準備されているとのことで、私はテストラン。スタートが待ち遠しい。
知識を受け入れようとするだけの読書では、何か勉強したつもりになっても、なかなか自分で考えるようにならない。
(苅谷剛彦『知的複眼思考法』)
コメント