相手にとどめを刺しちゃいけません
(遥洋子「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」より)
「助けてくれぇ!」と大学に頼みたくなることが、たくさんある。現象のなかで、もがく自分を、客観的にレビューして欲しい。遥洋子さんの場合は、芸能界でケンカに負けない方法を学びたかったようだ。
分野こそ違えど、社会学から学ぶことは多い。小さく見える結果でも、真実ならば、原則として応用が効くから。今日も勉強しよう、「オリジナリティは情報の真空地帯には発生しない」から。
<ブックメモ(Word’s Worth)>
・相手にとどめを刺しちゃいけません。
・英語を読む時は、まず、知っている言葉だけでも拾い出して大雑把に意味を把握せよ。上野教授も「文献は粗雑でも最後まで読み通す」とゼミの心得で言っている。
・忘れてしまうような文献はその程度のものです。どんどん忘れなさい、その中で覚えていられるものだけが値打ちがある。
気づき)「直感とは、分節されている以前の論理の別名である。直感から論理への距離は長そうにみえても、そのあいだには連続性がある。だが直感だけのレベルでは自分以外の人びとを説得することができない」(上野千鶴子「記憶の政治学」)やっぱり、すごいな。
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