岩田健太郎先生からいただく時間の使い方

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(横浜でいただいたウチキパンを、ゆっくり味わう。)

あるものの美しさを認識するとき、

人は意図的にスローダウンし、

ゆっくりと行う必要があるようです。

(『1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方』岩田健太郎)

 岩田健太郎先生の『1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方』が面白かった!

 先生の活動のアウトプットのすごさはどこからくるのか?、どうやって作りだされているのか?。流れるような日常のリズムとテンションが手にとるようにわかります。ランニングのペースメーカーのように、そのゴールをめざす「ペース配分」をいただきましょう。

1.好きなことをやる

 「要するに、僕の場合「快」「不快」を大きな基準にして仕事のやり方を決めていますね」。神髄は、これだけ。他者のまなざしから自由であることで、集中してやりあげれば、質も量も圧倒的になって、結果がついてくる。

2.終わりからはじめる

 「賞味期限のある仕事は、賞味期限以内にはじめ、賞味期限以内に終わらせる。最適な「ノッている」状態を、演出することが大切です」。そのためにスケジュールを管理する。入院日に退院時サマリーを書いてしまうエピソードの紹介には驚きましたが、そういうことです。

3.10%しか話さない

 「知っていることの10%くらいだけをしゃべるようにしています。急いでしゃべる必要はなくなりますし、本当に大事な要諦に絞ることができるようになります」。これはさっそく試してみました。かなりいいです。

 いわゆる時間管理やスケジュールの方法を解説する書籍は、ゴマンとあるのですが、自分が実際にお会いしたことやお話をさせていただいた先生方のご著書は、そのまま「つづきのDNA」をいただけるようで、ドシンっと身体にしみますね。自分の気持ちの賞味期限が切れないうちに、人に会うことも、本を読むことも、アクセスをしておきたいものです。

気づき)

 ・心を急がず、アウトカムを出しつづけたい

 ・役割を認識しながら、自分の心をつかまえる

 ・ハードファンなペース

1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)

1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)

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