( やないづ町立 斎藤清美術館 より)
軽井沢に住む先輩の別宅にお邪魔したときのことです。やることも決めずに、ゆっくりと過ごす夢のような避暑地の時間。ただ音楽を聞きながら、好きな本を読む。多忙な時期に、数年に1度くらいの特別な時間でした。
このときに、手にしたのが、「やないづ町立 斎藤清美術館」の画集です。大雪のなかに佇む軒先に、どこか、人の気配。じっと飾っておいても、バランスよく安心感ありの構図。シンメトリーとまではいかなくても、こういうのがいい。素人の目では、複雑さはなく、むしろそこに堂々たる「正解のライン(線)」が引かれていると直感できるくらい。
てっきり、この画集の美術館は、幾多ある軽井沢の美術館の1つかと思いきや、会津の奥の方にある美術館のようで、わざわざ先輩は出向いたそうです。こういう隠れよき美術館を知っているのは、いい。
東京駅 から 会津柳津駅まで、日帰りで行けるのでしょうか。JR東日本の「キュン♥パス」で、日帰りできるなら行ってみたいなあ。
(Visited 2 times, 1 visits today)
コメント