場面転換

私も認知症になるかも知れませんし、親族も認知症になるかも知れません。きっと、何かしら認知症ケアが必要になるだろうな、と予感がしています。

たまたま聞いたラジオ番組で、認知症であるご本人が、「こだわり」行動をしたときには、説得や否定はせずに、を「時間稼ぎ」と「場面転換」をすることが、対応のコツだと紹介されていました。

例えば、深夜に出勤しようとするお父さんには、ネクタイが似合う、似合わないで時間稼ぎをしながら、玄関でいざっ出勤する場面で、「お帰りなさい!」と声をかけるそうです。

なるほど !!

そんな機転のきく声かけができる力量は、自分にはありませんが、たいへん興味深いテーマでした。

ユング心理学では夢は「無意識から意識に向けたメッセージ」であるととらえていると指摘したが、無意識が意識に向けてメッセージを出す目的は、意識から排除された無意識の内容を意識に統合し、それによって意識の態度を修正し、こころのバランスを実現することにある。

自分を再生させるためのユング心理学入門、山根久美子

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