コーチングでは、「相手のことはわからない」ことが前提です、と学びました。私たちは、相手のことをわかろうとしますし、わかることができると信じています。
つい、わかった、と思っても、それはどこかで、わかったつもりであったことを気付かされます。
相手の世界は、わからない。わからないことを前提に、コミュニケーションをした方が、相手のことも、自分のことも大切にできる気がします。
相手の世界は、わからないとは、いまの私にとっては、悟りのようなものかも知れません。
こころは家にたとえることができるが、その家は私たちのコントロールが及ばない領域である。自己はその家のリーダーのような存在だ。そして自我が実務を取り仕切り、自己は「私の物語」を導いている。
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