Diary

「むかし話」にもう一度アクセスするなら

昔話は、語られている時間のあいだにだけ存在する。ということは、語り終わったら消えるということです。(『こんにちは、昔話です』小澤俊夫) 国際的な昔話の研究家、小澤俊夫先生による昔話の中から 現代の子育てや生き方のヒントにもなるメッセージをい...
Movie

小さな哲学者たちにもらう「気づきの世界」

はじめての思い出?はじめての思い出っていうのは、たっくさんのことを思い出せる思い出のことよ。その思い出は、どんどん、どんどん、思い出されるの。初恋もそうでしょ。だから、はじめてっていうのよ。『はじめての思い出って?』4歳、女の子 高校の友人...
Books

登場人物と役割の「場」に生きている

動的秩序は自己生成する。(『生命を捉えなおす』清水 博 ) HACKシリーズなどで著名な小山龍介さんが研究員として活躍されている「場のワークショップ」に参加させていただきました。わずか参加者7名というスモールグループでの2時間30分のセッシ...
ポートフォリオ

自分のことが楽しみになる自分になろう!

考えるのは好き。4歳の頃は何もできなかった。でも哲学の授業を始めて考えるのようになって色々わかるようになった。(映画『小さな哲学者たち』) 8月20日(土)に、鈴木敏恵先生の未来教育プロジェクト全国大会『 意志ある学びー未来教育プロジェクト...
Diary

「場面」を問えば、答えは返ってくるのだから

生きる上で意味を持つのは,他人との出会いだけだ。そして移動しなければ出会いはない。移動がすべてを生み出すのだ。『歌うクジラ』村上 龍 「プロジェクト学習」県立保健福祉大でのファシリテーター2日間が終了しました。先生方、参加者のみなさん、そし...
ポートフォリオ

「なんとなく全員に」よりも、「この瞬間にこの人に」が効くプロジェクト学習

我々の不完全な人生には、むだなことだっていくぶんは必要なのだ。もし不完全な人生からすべてのむだが消えてしまったら、それは不完全でさえなくなってしまう。『スプートニクの恋人』村上春樹 県立保健福祉大学で看護学校の先生方向けにProject-B...
Essay

一生の時間なんてごく限られているから

一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。研究テーマなんてごまんとある。ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでいたら、本当に大切なことをやるひまがないうちに一生が終わってしまうんですよ。『精神と物質』利根川進 感染制御の認定審...
App

自分の記憶を自分の手から手放すために。Evernote「3つのノートブック」

雑踏のなかで、私の神経は三百六十度旋回したものの私の電磁波にかかったものは今日もなかった『始発駅で』しののめ・あや Evernoteのノートブックを3つにしてみて、4ヶ月経ちました。 自分の記憶が自分の手から離れる。この方法はいい感じです。...
Diary

バーチャルとリアルの接点がだんだんと連続となり

モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる!『機動戦士ガンダム(第3話)』シャア・アズナブル (Char Aznable)  子どものころ、ガンダムの世界はちょっと先の未来で、実現するとまじめに思っていました。ち...
Diary

256GBの思い出が終わりを告げる前に

そんな自分の理屈を、ディックは薄っぺらの「アメリカ的」なものとして嘲った。頭を使わない口先だけの理屈をアメリカ的と呼んでいるのだった。(『夜はやさし』フィツジェラルド) やってしまいました! Dropboxのデータがすべて消えてしまった…。...