(情報が読み取れる、情報から判断する)
昼のミーティングでは、症例発表がはじまっています。
「肺がんで、gefitinib(イレッサ)を使用している入院患者さん」
7分の発表と、質疑が終わった後に、私は、こう声かけをしました。
「どんな患者さんだったか、もう一度、私に伝えてみて」
この症例を調べるときに、担当の薬剤師さんから、
「イレッサの効果があるのか、調べたら」といわれました。
そして、検査と造影の結果、効果があることがわかりました。
また、副作用はいまのところ大きなものはなく、本人が許容できる範囲。特別な緩和ケアの対応が必要ない状況で、
だから、イレッサは、継続すべきだと思います。
あ、判断している。
鈴木敏恵先生が、電話でおっしゃっていたこと
現実から「情報を獲得して、決断(判断)する」
これだっ!
現実から「情報を獲得して、決断(判断)する」経験は学生には決定的にない経験。
本人は、意識をしていないけれど、まさに薬に「使い方」に携わろうとしている。
気づき)
・そもそも情報を読み取れているか?
・情報から、判断できるか?
・臨床の薬剤師が鍛えていくべきこと
ポートフォリオとプロジェクト学習&薬学生
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★鈴木敏恵先生のTwitterアカウント @suzukitoshie
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