( @manabi_commuyさんの「手書きの力作」横断幕)
昨日の宿題は、来週にとっておいて、ひきつづき2月7日に企画後に、お便りをいただいております。ご紹介します。
大学の薬学部の先生からのご質問です。
鈴木先生
先日のご講演を自分の中で思い返しているのですが、どうしても引っかかっているのがありますのでお伺いさせていただきます。
それは「体重を70 kgから60kgにする」というポートフォリオの例です。
この目的は自身の「願い」を叶える目標であり、先生の仰っていた『他者へ役立つ「目標」にする』から外れてしまっていますよね。でも、ゴールとして「体重を減らす方法」へと他者へ役立つ形へと昇華されている・・・。これはどういうことなのでしょうか?どうやったら(考えたら)このような形にもっていけるのでしょうか?
ふむふむ。
ゴールは、自分だけではなく、「他者へ役立つ目標にすること」だからですよね。
大学の先生のお便りは、つづきます。
質問の背景として、特に勉強が苦手と感じている学生は皆共通して「勉強できるようになりたい」、という強い「願い」があるわけです。その理由は学生で千差万別でありますが(その中には、単位を落としたくないから、も含めて)、この「願い」をポートフォリオの形に昇華するのに、先の体重の例がすごいヒントになるのではないかと考えているのです。
私の少ない知識ではこれ以上なんともまとまりがつかず、思い切ってお伺いさせていただきました。この点につきまして先生の知っておられる事例、ご意見などございましたらご示唆いただけますと幸いです。無論、「そんな考えは間違っている」というご指摘も歓迎です。どうかよろしくお願いいたします。
さて、今回は、鈴木敏恵先生が「ゴールの例」を、書いていただけました。
ゴールの例は、こちら。
デスクワーク35才男性に役立つ
体重60kgをキープする生活知恵集をつくる!
すごいですねっ。
ゴールのピントが、絶妙ですね。誰に対して、何を伝えるのか。そのサイズが適正なのです。つまり、自分の手に負える範囲。そして、それを提案することができる範囲にその人がいるのです。
御礼のメールもいただきました。
具体例ありがとうございます!デスクワーク35才男性・・・「現実と対座」、「客観性(俯瞰)」、そして対象のフォーカスのやり方、こんな風につながっていくのですね。感動です!
目から鱗がぽろぽろ取れました!
ありがとうございます!
こちらこそ、ありがとうございます。
また、お便りくださいね。
気づき)
・自己満足+社会貢献のできる「ゴール」をつくろう!
・練習しなきゃねっ
・みなさんの質問からは、たくさん学べますな
ポートフォリオとプロジェクト学習&薬学生
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