主語がない日本語

日本は、超ハイコントラストな社会ですので、、どんどんと身内での言葉遣いは、省略されていくことは、当然の帰結です。でも、いくら親しいコミュニティでも「行く」「いい」など主語のない日本語がメッセージに続くと、ちゃんと日本語を話せて、書けるのか、心配になるときがあります。

日本で生まれて、日本語で育ちそのまま半生を日本で過ごしています。15年くらい前に、水村美苗さんの「日本語が滅びるとき」を読んだときに、背筋がひやーつとしたことをふいに思い出しました。

世界にあるいくつかの滅びそうな言語とともに、日本語も滅びゆくのかも知れない。

日本の出生率が低迷するなか、あるとき、中学生の姪に、日本人はいなくなるかも、と意地悪を言ったことも思い出しました。

いま、私がこのいくつかの出来事を思い出し、気にかけているということは、日本人として、日本語を気にかけているということですね。

ほたほた戻をこぼす梨花を、更紗は黙って抱きしめた。

流浪の月、凪良ゆう

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