夢はスケジュールにいれない
(『あなたを天才にするスマートノート』岡田斗司夫より)
いろいろと試行錯誤をしてきた結果、いまの私が頼りにしているのは、B5サイズの手書きノートです。もちろんMac、Windows、そしてiPhoneも大活躍なのですが、「キラーメッセージ」はいつも手書きノートから生まれます。手を動かして、発想を分散・集約させた方が、面白いアイディアに出会えるようです。
1.大切なことの80%は手書きノートから
多くのプレゼンテーションの本でも指摘されているとおり、最初にPowerPointを立ち上げてプレゼンテーションを作成することは、勧められていません。同じように、企画案、会議の準備で、いきなり文書作成することは勧められない、ということです。「キラーメッセージ」は、自分の深いところから、手書きでぐっと拾ってきた方が、使い物になります。ここでイシューを見極めておかないと、いくら見栄えがよくても、的外れになるということです。
2.思考を整理する補助線
ノートを16分割して線を引く、右側に未来・左側に過去、上に「だから何?」下に「どうして?」…。いくつもの「思考を整理する補助線」が、あるはずです。「自分には何もない」と思うのは表層的な気持ちで、潜在意識にある可能性を補助線で引きだしてみましょう。四角い枠を3つ並べるだけでもいいのです。そこに、線を引いたり、単語を書く。手を動かすという作業興奮から、自分言葉の理論がうっすらとでてくるはずです。
3.着飾らない心のメッセージが人を動かす
手書きのノートは、唯一無二の作品でもあります。マークや絵などが入っていたら、心のスイッチが入りますので、効果的です。私は学生に自分のノートを見せて、いっしょに実習を振り返ったりします。着飾っていない心のメッセージを見せるのは、恥ずかしい。でも、学生もすぐに心を開いて、次の行動にいかしてくれます。
気づき)
・「夢はスケジュールにいれない」=夢はノートに書き綴る
・人の心のインタレストは、時間と環境で変化するのです
・手書きノートで、心を自由にして、キラーメッセージを捕まえましょう
- 作者: 岡田 斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 22人 クリック: 1,506回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
コメント