終わっているのにあと2ミリ

終わっているのにあと2ミリでも、3ミリでも、たった1ミリでも交渉を続ける。眼の前でそういうやりとりを見ていて、交渉とはそういうものか、と。

よほどの情熱がなければできないし、それは情念に近い気がします。

ほとんどの人からは「終わっている」と見えているのに、交渉は続く。よほどの情熱がなければできないし、それは情念に近いのかも。

それだけのこだわりから、次が生まれる。動かない組織を動かしていく。何度もそういう場面に出くわしてきました。

私に、それだけのことができるのか。それとも、違う方法を選ぶのか。北風か、太陽か、吟味している間もなく、次々と動かして以下なければ、ちょっと間に合いそうもない日々なのです。

これこれこういうものでこうすればいいと、あらかじめ言い切れないんじゃないかな。状況によって、場によって、集まった人々の背景によってすべて変わるでしょう。それって一般化できるの?と思う。すべて参加者次第だもの。

かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から (ちくま文庫), 西村 佳哲 ()

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