重要なのは、正しい答えを見つけることではない。
正しい問いを見つけることである。
(ドラッカー)
「がんばる」「考える」を禁止語としてみました。
すると、
・がんばるではなく、プランを立てる
・考えるではなく、仮説を立てる
・効率的にやるのではなく、効果がでることをやる。
速くやるのではなく、「何に答えを出すべきか」に集中する。問題が起こっているのはわかっているのに、何をしたら解決できるかわからない。そんな場合は、イシューが明確でないのです。実践するときに「理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる」と星野リゾートの教科書で、勧められています。つまり「何に答えを出すべきか」をアウトプットする「イシューシート」の見本がほしい。
探していたら、思わぬところで紹介されていました。
<イシューシート>
イシュー | (できるだけ具体的かつ簡潔に課題を揚げる。1行か2行) |
背景1 | (現状認識を共有するための情報、できるだけ簡潔に) |
背景2 | |
背景3 | |
結論(または提案) | |
理由1 | (または詳細)(説得力にこだわる) |
理由2 | |
理由3 | |
次のステップ |
目的を明確にする作業を行うことで、チームの意思が統一され、議論が噛み合うことになります。議論が噛み合えば、そこで話されることは価値のある話になり、結果、プロジェクトの質を高めることになります。さまざまな状況で、「最も重要なイシューが何か」を明確にして、それに対処できる人が求められています。そこで、イシューシート。コミュニケーション3日目の貴重なシートです。
気づき)
・「すべてを、いつも、どんなことも3つにまとめる」これもP&G方式。
・やってみると、効果てきめん。
・伝える手段の奥深さ。知らないことばかり。
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)
- 作者: 高田誠
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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第1章 「伝える力」で、「考える技術」を学ぶ
第2章 上司ではなく消費者がボス
第3章 全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる
第4章 グローバルなコミュニケーションノウハウ
第5章 なぜ170年以上も成長を続けられたのか
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