歓声 with cheers

東京マラソンを完走してから、しばらく眠れない日が続きました。いまも、ベッドに横になっても以前のようにすぐには寝つけません。仕事は以前にも増して、年度末ということもありしっかりあって、すぐにでも寝たいのですが。
足と肩の炎症は、インドメタシンを塗り続けてやっと収まりつつあります。でも、まだ痛みはつづき、ときに激痛になります。寝付けないのは、寝返りが打てない、寝返りをしたときの痛みで目が覚めることも理由ですね。
しかし、ちょっと振り返ってみると何時間も、沿道からの声援を受けながら走っていた自分。知らない方たちから、何時間も声援を受けることなんて、これまでの人生でなかった経験です。あ、走っているわたしとわたしたちのことを応援してくれているんだな、ありがたいな、よし、もう少し走ろう、の繰り返しです。
ラストスパートの丸の内うらの石畳の小道まで、声援はつづきます。東京の景色とともに。
そして、声援は、歓声になって、フィニッシュ。
3月の日差しと皇居を吹き抜ける風の心地よさを受け止めて、ゴールできた自分を誇らしく思う。
振り返って、自分でこんなストーリーで、認知していたら、しばらく興奮して眠れないのも仕方ないのかも知れませね。

ある成果を形にするには、それを実現するための技術や知識が要る。しかし技術や知識は、「何をもってよしとするか?」といった考え方や価値観があることで初めて活きる。さらにその基盤として、物事に対する態度や姿勢、別の言い方をすればあり方や存在がある。

かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から (ちくま文庫), 西村 佳哲 ()

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