直感で反応したことをそのまま見過ごさずに、まず手にとってみて、自分とやりとりをする

朝日新聞の「折々のことば」は、連載3000回を迎えるそうです。鷲田清一さんの継続する力はすごいですね。

わたしも、毎朝「折々のことば」を読んでは、はっ、とさせられたときには、メモをします。

その言葉とは、しばらくやりとりを続けることになります。メモしたノートを何度か、見る。そこに何を感じて、はっとしたのか、自分の感情をぜんぶ書き出してみます。

最初は、簡単な「すごい」「はーっ」くらいでも、とにかく書き留めて、さらに言葉になるなら、続けて書いていきます。

しばらくして、またそのノートを見たときに、何に自分の心が捉えられたのか、言葉にできるなら、また書き留める。その繰り返し。

だんだんと自分の心の輪郭が捉えられるようになる言葉もありますし、なぜ、その言葉をメモしたのか、わからないままの言葉もあります。

でも、自分が直感で、反応したことをそのまま見過ごさずに、まず手にとってみて、自分とやりとりをする。これは大切な時間です。

このリズムづくりに、「折々のことば」は最適。天声人語のように長くなく、あのコンパクトな紙面に、ぎゅっとメッセージが詰め込まれています。

これからも、「折々のことば」を楽しみ。

いろいろな大人の姿を見た。好きなことをして、うまくいっていた人ばかりじゃない。

何のための仕事?、西村佳哲

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