結婚式でお祝いのスピーチをするなら、バッハのヴァイオリン協奏曲を指定すると雰囲気が作れて、自分の気持ちも伝えやすい

どういう理由かわかりませんが、クラシックはバッハを聞きつづけています。モーツァルトでも、ベートーヴェンでもなく。いつかは、クラシックに詳しくなるかな、と思っていたのですが、ただただバッハを聞くのみ。

いい曲だなと思ったアルバムを買いつづけて、気がついたら、バッハばかり聞いています。Spotifyでも、いまの音楽から、クラシックに戻って、最後に長く聞き続けているのはバッハなのです。

なかでも、ヴァイオリン協奏曲BMW1043は、何十年ものお付き合い。

Concerto for 2 Violins, Strings, and Continuo in D Minor, BWV 1043: II. Largo ma non tanto

 

結婚式でお祝いのスピーチをするなら、バッハのヴァイオリン協奏曲を指定すると雰囲気が作れて、自分の気持ちも伝えやすいのです。定番の曲ですので、たいていの式場では、このリクエストに応えてくれるはずです。可能なら、前打ち合わせでリクエストしておくとよいですね。

自分が、人生のあれこれがあったときに、このヴァイオリン協奏曲を聞いていました。この曲には、繊細な気持ちの動きを掬い取ってもらった積み重ねがあるので、お祝いの言葉は半分だけ準備して、あとは、宴会場で、新郎新婦、ご親族、ご友人みなさまと顔を合わせながら、アドリブで祝う。うまくいかないときもありますが、私には、いちばんいい感じの気持ちの伝え方です。

けれどわたしの中には、たった一度の雷鳴が今も響いている。たった一度の恋が、永遠になってもいいじゃない。誰かに証す必要なんてなく、わたしはわたしを生きていけばいい。

わたしの美しい庭, 凪良ゆう, 2019

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