コミュニケーションがテーマですが、まず、師長、主任、リーダーなどの役職がある人には、組織を率いる役割が求められますので、まずリーダーシップとは何か。
いくつもの考え方があると思いますが、Peter G. Northouse から、リーダーシップ研究の歴史をおおまかに紹介することとしました。
1920年代以前 チームを支配するためにコントロールや権威が強調
1930年代 リーダーシップを発揮する人の特性に注目
1940〜50年代 グループ活動に方向づけるリーダーの行動に焦点
1960〜70年代 グループや組織を導くだけでなく維持する行動にも焦点
1980〜90年代 組織への貢献意欲を引き出すリーダーの行動に焦点
2000年以降 共通の目標達成に向け、リーダーがメンバーに及ぼす影響力に焦点
Leadership: Theory and Practice, Peter G. Northouse, 2021
2000年以降、いまはどのようなリーダーシップの研究がされているのか。具体的には、オーセンティックリーダーシップやサーバントリーダーシップも取り上げられていますね。
いずれにせよ、いまも「共通」の目標に向かうこととリーダーがメンバーに及ぼす「影響力」に焦点が当たっていることは確かなようです。
Leadership: Theory and Practice, Peter G. Northouse, 2021
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