4月から新しいポジションに就くスタッフに、文章の指導をすることが最近の恒例になってきています。電話や直接会って話せれば手っ取り早いのですが、正確な文章を残しておくことは、対象者をより広く、時間が経過しても機能するコミュニケーション手段。
「ちょっとこの文章、見てくれませんか?」と依頼があれば、「事実と意見は分けて書こう!」「一つの文書は一つの主題に集中した方がいいね」「文章を書く前に結論は出ているよね?」などの説明がはじまり、やりとりをしているうちに「これ読んでっ!」と紹介するのが、前回の記事でも紹介をした木下是雄著「理科系の作文技術」です。
紹介をしながら、私もテキストを読み返します。たとえば「最初の問題になるのは、この一般的な課題の中で何を取り扱うか――主題として何をえらぶか――である。(P.17)」。これって、重要ですよね。テーマに対して、なにを問うのかを決めることは、理由と仮説を述べる前提ですから。
文章のことを尋ねられるのは、ありがたい。私も勉強になりますから。
もとねすメモ)ボロボロになっちゃったから、そろそろもう1冊買うかな…
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