(MotoNesu Original Photo)
最適経験という言葉が意味するものはこのようなものである。それは進路を正確にたどっている船乗りの髪を風がなびかせる時、ヨットが若駒のように波間を突き進みーーー帆・船体・風そして海が船乗りの血管の中でハーモニーを奏でている時、そういう時に感じられるものである。
(『フロー体験 喜びの現象学』、M.チクセントミハイ)
プロフェッショナル・ネイティブ!
私がいっしょに仕事をさせていただいた医療スタッフに、もんのすごい!人たちがたくさんいらっしゃいます。私は、この方々を「プロフェッショナル・ネイティブ」と勝手に呼んでいます。
・環境感染が、もんのすごい看護師
・粛々とジャーナルを読みつづけられる薬剤師
・震災支援で飛び出した理学療法士
彼ら&彼女らは、「勝手に」動きますぞー
基本的に承認とか、段取りは、ありません。身体がおそらく、勝手に動く。ネイティブですから。
プロフェッショナル行為そのものが、衣食住
本人=食+住+(プロフェッショナル)で、着るものは気にしない!だったり、
本人=衣+住+(プロフェッショナル)で、食べ物?何でもいい、だったり。
衣食住の何かを放棄してもOK。ネイティブですから。
周りは勝手に巻き込まれる
周りのスタッフも、勝手に巻き込まれます。職種も年齢も関係なく、トルネードのように。そして、かならず、患者さんに直接的なメリットが、発生します。
「プロフェッショナル・ネイティブ」を心底うらやましい、と思いながら、ごいっしょに仕事をさせていただいております。
気づき)
・威風を感じたら、近くにネイティブがいるかも知れませんよ。
・「デジタル・ネイティブ」世代も、いまも何かを生んでいるんだろうな。
・ありがとうございます、すごいみんな。
フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: M.チクセントミハイ,Mihaly Csikszentmihalyi,今村浩明
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 1996/08
- メディア: 単行本
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