スピードを出す前の「大局的な見込み」こそ

南が丘倶楽部

 スピーディにできるということは、仕事をするときの1つの要件でしょう。

 メール1つにしても、すぐに返信を貰えれば、次の手が打てます。返信が翌日なら、アウトということは実際に多いもの。ミスの報告だって、すぐに出してくれた方がよい。なぜなら、組織が危機意識を持つことに遅れると、致命傷になりますから。研究テーマやプロジェクトを進めるときも、随時、報告があれば、その都度修正がききます。終了してから、方向を修正することは不可能。

 多少荒くても、私はスピードを重視してきました。ていねいに仕上げて100%にするのに、さらに90分必要なら、いますぐ80%でアウトプットしてしまう。

 多くの定型業務や経験的にOKとわかっていることは、スピードが出せますが、未知に見える案件や、本当に未知の案件は、思うようにスピードは出せません。

 おそらく、未知なことの場合には、大局的に思考して段取りを組むことが必要なのかも知れません。大局的に思考しておくということは、具体的な現状から、次に動くことを可能性で予測しておくということでしょう。

 水の低きに就く如し。

 たとえば、仕事のエリアなら、相談や報告をする相手の順番、提案をするときのタイミング、ここにいない相手がどういうモチベーションなのかくらいは、予測ができるかも知れません。物事の道理に沿って想像したら、多くのことが予測でき、安心してスピードが出せるかも。

 段取りをつけないでスピードを出すと、逆に大事故になってしまう。
 大局的に予測されているなら、安心してスピードが出せるでしょう。

もとねすメモ)大局的に予測しながら、スピードを出して、後からていねいに仕上げていくイメージ。





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