地域医療連携室に器用仕事を

野生の思考

野生の思考

 地域医療連携室より、薬局紹介の原稿依頼。

 昨年からこのブログがメモ程度の自分データベースになるので、原稿書きもはやくなった。

 みんさんこんにちは

 昨年お亡くなりになったフランスの思想家、クロード・レヴィ=ストロース(Claude Levi-Strauss)氏は、著書『野生の思考』(1962年)で、「ブリコラージュ(Bricolage)」という生きる知恵を贈ってくれました。ブリコラージュとは、寄せ集めて自分で作る、ものを自分で修繕することです。「器用仕事」とも訳されています。必要なモノや技術・理論を、手元にあるもので作り出して当面はやり繰りすることは、情報やモノがあふれるいまの時代にこそ、必要と思います。

 根拠に基づいた医療が提唱されてから、年月が経ちます。私たち、薬剤師は論文による根拠がない処方については、診療されている先生方の処方に対して、疑いの目で見てしまいます。

 しかし、実際には、治療のみならず、感染対策や緩和ケア、褥創対策などすべての医療行為に質の高い研究で評価された根拠を得ることは困難です。

 ここで力を発揮するのは、「地域のチームで考えた『理論的な合理性』が考え方のよりどころだよ」、とレヴィ=ストロースはメッセージを送ってくれているように思います。手元のモノ・情報で何とかする・・・

 今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。

これから)今日もテレビ体操。10分でリラックス!。メディエーション講習2日目、何とか乗り切ろう!。

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