学生と話をするのは緊張する

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 実務実習で、ポートフォリオとプロジェクト学習をどのように私がやっていたのか、スタッフに伝授をした。11週間の実習も半ばなので、そろそろ終わりも見えてくる。プロジェクト学習のテキストをいっしょに見ながら、フェーズごとの質問を確認して、やってみることに。

 ところが、教育担当の彼女は言う。
「学生と話をするのは、緊張する」。うむ。緊張する。
 緊張する理由は、何なのか。いっしょに考えることに。

 行き着いた結論は、学生をリードしなければならない、という気構え。担当としてはじめてなのだから、緊張している、と学生に打ち明けてもいいのでは?。もちろん、教育担当としての役割は、全うしながら。あ、そこが難しいのか。でも、まず、「はじめての」について、正直に言うと私も、はじめて会う人には、緊張する。学生に限らず、新人でも、大人でも、子どもでも。

 でも、偶有性という言葉を知ってからは、「初めて会う」ことを楽しむことに決めている。偶有性の意味を本気で調べると難しい。だから、半分はわかっているけれど、半分はわからない。と、おおまかに解釈して、とにかく実用している。
 すると、「半分はわからない」のなら、「今日は、どんな初めての人に会えるのか、楽しみ」になる。だから、どんな人でも「今日は、楽しみにしていました!」と、私は挨拶をすることにしている。ま、これは、私のケース。

 私たちがコミュニケーションをとるのは、人間関係を作るため。人間関係において、大切にされるのは、物や情報ではなく、人そのもの。人間関係は、相手への関心から、やがて信頼関係になる。そうなると、いいですねえ。

気づき)引き継ぎはつづく。人から人へ。人を介しながら。





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