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・スタチンの投与で、一般の人と同じくらいの心疾患リスクにもどる
というイメージだろうか
・12年という期間で、やっと安定した効果がでたいい論文だと思う
・低用量といってもオランダでも、かなり高用量を使っているな
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Efficacy of statins in familial hypercholesterolaemia: a long term cohort study.
BMJ. 2008 Nov 11;337:a2423. doi: 10.1136/bmj.a2423.
目的:
家族性高コレステロール血患者の冠状動脈性心疾患のリスクにスタチン治療が有効性か、確認すること。
デザイン:
平均8.5年の追跡調査によるコホート研究。
設定:
27の脂質クリニックの外来。
対象:
1990年1月1日までに、一般的な冠状動脈性心疾患のなかった2,146名の家族性高コレステロール血症の患者。
主なアウトカムの測定:
冠状動脈性心疾患のリスクについて、治療群と「治療できなかった」(スタチンの治療が遅れた)群で、時間を従属変数としたコックス回帰モデルで比較をした。
結果:
1990年1月では、患者の413名( 21 % )にスタチン治療を開始し、追跡中に別に1,294名の患者( 66 % ) が平均4.3年の遅れて治療を開始した。ほとんどの患者はシンバスタチンsimvastatin( N = 1,167 、1日33mg)またはアトルバスタチンatorvastatin ( N = 211 、1日49mg)を投与した。私たちは全般的なリスクの削減を76 % (ハザード比0.24 ( 95 %信頼区間0.18から0.30 )、P< 0.001 )を観察した。実際には、これらのスタチンの心筋梗塞患者のリスクは、一般的な母集団から年齢で調整された抽出群と比較して、有意差はなかった(ハザード比 1.44 ( 0.80 ~ 2.60 ) 、 P = 0.23 )。
結論:
現在推奨されている量よりも低用量のスタチンの投与は、家族性高コレステロール血患者の予想を上回る冠状動脈性心疾患のリスクを低減させる。スタチン治療をしている患者は、もはや、一般的な母集団と大幅に異なる心筋梗塞のリスクはない。
スタチンの投与で、冠動脈疾患のリスクが、低下する。
そして、一般の人たちと同じくらいの心筋梗塞リスクにもどるイメージ
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