「ゼロ・グラビティ」祈り方なんて習わなかったわよ

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I mean I’d pray for myself, but I’ve never prayed—nobody ever taught me how.(祈り方なんてならわなかったわよ)
(映画「ゼロ・グラビティ」)

 覚悟を決めたときに、人生の展開が変わる。
 娘を想いながら、自らも死を覚悟して生の向こう側に行って戻ってきたサンドラ・ブロックだけではない。小さな覚悟でも、自分で決めたことなら、人生の展開は変わるのだろうな。

 万が一のときのために、祈り方くらい習っておこう。

気づき) アルフォンソ・キュアロン監督の映画なら、果物の役でもいいから出演したいといっていたサンドラ・ブロックの無駄のない動き。監督の息子ホナスによる無駄のないセリフ。ジョージ・クルーニーが、宇宙船(ソユーズ)の扉を明けた時に、宇宙の真空感を作り出した無駄のない映像と音響。曖昧なことを省いて、主人公だけの視点で作られたシンプルな宇宙の体験。今年最初に映画館で観る映画としてオススメ。





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