今年読んだ78冊のなかで、学習する大人にオススメのテキスト3冊



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 今年の読書ノートをめくると78冊分の記録をしていました。そのなかでも、学習する大人向けにオススメのテキストを3冊選んでみました。

 1冊目は、『変革を生む研修のデザイン』ユーリア・エンゲストローム(著)です。「学習と教授は仕事のような他の生産的活動における変革との結びつきである。」と、変革を前提とした基本フレームを学べます。読むほどに深まる基本テキスト。

 文章の書き方は、『理科系の作文技術』『これから論文を書く若者のために』で十分かな、と思っていました。パラグラフライティングについては、すでにいくつかのテキストあるなかで、『論理が伝わる世界標準の「書く技術」「パラグラフ・ライティング」入門』倉島保美(著)は、すぐに書いてみたいっ!、とチャレンジ心をくすぐられる1冊です。主要な要点を、短時間でつかめて、必要なら詳細も書かれている。読み手のためには、パラグラフライティングが一番。

 3冊目は、『「自己啓発病」社会』宮崎学(著)です。「自分のため」と「他人のため」が共存できるコミュニティのイメージが持てます。ネオリベラリズムのなかで、自己のスペックを最上級に仕立てた果てに、いよいよ自分の無力さに気がついて呆然としてしまう。薄々気がついている方も、ぜひ一読を。

気づき)来年は、1回読んだだけではわからない本を、チャレンジしていきたいです。





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