What’s alive in me?——相手とつながるための、たった一つの問い。

わかりあえない相手と、どうやって関係をつくるのか?

相手と私は、生きてきた歴史も違うし、考え方も違う。しかし、私たちがコミュニケーションをとる理由は、信頼関係を築くためです。

たとえ、わかりあえない相手でも、むしろわからない相手だからこそ、相手の願いを想像しながらコミュニケーションをすることで、見出させるものに希望を持ちたい。

「自分の内面で何が息づいている・生き生きしているか(What’s alive in me?)」に意識を向けると、そこから自分や相手とつながりをつくることができる、という視点です。自分の中に「生きているもの」が見えてくると、相手の中にも「生きているもの」があると想像できるようになる。

なかなか難しいのですが、むしろ究極に困難な場面でこそ、相手の願いを見出しながら、向き合いたいものです。相手を「理解する」ことだけを目指すのではなく、「この人は何を願っているのだろう?」と想像してみる。

「相手の願い」を想像しながらコミュニケーションをすることで、見出させるものに希望を。

人には隙がある。わたしを怒鳴りつけたとしても、その一時間後にこの人はトイレで一人さびしくシコって寝るんだなあって考えると、憎むに憎めない。だからわたしは心の底からこの家から逃げたいとは思えないのかもしれない。悲しいことに、現実に悲劇なんてものはない。

救われてんじゃねえよ、上村裕香、2025

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